痛みを軽減する6つの取り組み

「歯の治療は痛い」と思っていませんか?

「歯の治療は痛いからイヤだ…」

あなたは、治療しなくてはいけないことが分かっているのに「痛いのがイヤ」という理由で通院を先延ばしにしていませんか?

お気持ちは分かりますが、残念ながら虫歯は放っておいても治りません。

むしろ悪化が進み、最悪の場合は治療すれば残せたはずの歯を一生失ってしまう結果にもつながりかねません。

“痛くない治療” をする一番良い方法は、なるべく早い段階で治療をスタートすることです。

状態が悪ければ悪いほど、治療で感じる痛みも大きくなってしまいますので、
少しでも痛いと感じたらすぐに歯医者に行くこと。これが痛みを軽減する治療の一番良い方法です。

「痛くなる前に来てください」と言う歯医者が多いのはそのためです。
痛くなる前に治療をすることができれば、痛くない治療ができることは確かです。
理想としてはその通りでしょう。

しかし、それは少し疑問も感じます。
なぜなら、果たして痛くなる前に歯医者に行くことが可能でしょうか?

当院ではそうは考えておりません。
痛くなる前に来てもらえれば痛くない治療ができるのは当たり前であり、
それは歯科医の理想であって、患者さんにとっての理想ではないと思っております。

ですので、私はいつもこのようにお話しております…

『“痛くなったら” なるべく早めに来てください!』

もちろん、残念ながらどんな症例でも無痛で治せるとは限りません。
例えば、症状の悪化が激しく、神経まで炎症をおこしている場合などは、治療中や麻酔が覚めたときに痛みを感じてしまうこともあります。
どんなに腕の良い歯科医でもすべての痛みを完全に防ぐことは難しいでしょう。

しかし当院では、極力、痛みを感じない治療研究し、様々な方法を取り入れ実践しております。

“痛くなってから” でかまいません。

当院では、できる限り痛みを軽減した治療に努めてまいりますので、症状が悪化する前に、少 しでも早めにご相談ください。

当院は “痛みを軽減する” 治療にこだわっています

痛みを軽減する “6つの取り組み” を
ご紹介いたします。

「塗る麻酔薬」で痛みを軽減します

治療中の痛みを無くすための麻酔注射は、痛みを軽減する治療にはなくてはならない存在です。
しかし、その麻酔注射自体の痛みを嫌がる患者さんも非常に多いですね。
当院では、あのチクッとした痛みを減らすために「塗るタイプ」のお薬を使用しています。注射をする部分に事前にこ のお薬を塗っておくことで、注射自体の痛みを和らげます。
このお薬のおかげで、お子様でも泣かずに麻酔注射をすることができるようになりました

「超極細の針」を使っています

麻酔注射が痛む一番の原因は、注射針の太さです。
しかし現在は技術の進歩により、以前に比べ格段に細い注射針が開発されています。
当院では、痛みを減らすために開発された「超極細の注射針」を使用しています。
「塗る麻酔薬」と「超極細の注射針」を合わせて使用することで麻酔注射の痛みを大幅に減らすことに成功しました。
大人の治療にもこの超極細の針を使用し、子供用はさらに細いサイズの針を使用しておりますので子供から大人まで安心して治療を受けることができます。

麻酔薬を “人肌” に温めています

麻酔注射の痛みの原因は、針が刺さるチクッとした痛みと、 麻酔薬が中に注入されていくときに感じる痛み、の2つがあります。麻酔薬が注入されるときの痛みの原因は、 麻酔薬の温度が体の温度と差があるためです。
当院では、麻酔薬を人肌の温度に保つことで、注入される際の痛みを半減させております。

「痛くないポイント」に麻酔を打つ高度な技術

麻酔注射のチクッとした痛みをさらに減らすために、なるべく痛みを感じない柔らかい場所を探し当てて注射をします。最初は神経の通っていない皮内注射を行い、徐々に内 部に進入させる、とても細かく丁寧な技術が必要とされます。
刺さっていることすら感じさせないほどゆっくり一定の圧力で注射をすることで、痛みを減らすことができます。

治療前にカウンセリングをいたします

歯医者を嫌がる方は、過去の治療で痛みを感じたご経験があり、 恐怖心が残ってしまっていることが多いようです。
そこで当院では、治療前のカウンセリングにより、他の歯科医院での痛かった過去のご経験についても詳しくお伺いしております。
お話を聞き「そのとき、なぜ痛みを感じたのか?」を分析し、 治療内容を詳しくご説明させていただくことで、私共を信頼していただき、 患者さんに安心して治療に入っていただくことも痛みを軽減させるための大切な要素です。

“リラックスできる空間” 作り

緊張や不安、恐怖心を持ったまま治療を行うと、実際の痛み以上の痛みを感じてしまうものです。
痛みを感じるのは物理的な要素だけではなく、視覚的、心理的な影響も大きいのです。
当院では、床や壁、天井まで全面木材を使った木のぬくもりが感じられる内観作りに加え、天井を高く設計することで、 不安なお気持ちでお越しになる患者さんにリラックスして治療を受けて頂いております。

このように当院では
不安を抱える患者さんが少しでもリラックスでき、
物理的にも痛みを感じさせない治療に努めております。